セクハラを予防する!そのための研修
セクハラやパワハラ、各種ハラスメントを防止する、そのための対策を行うこと、これは法律でもきちんと企業に義務付けられています。
そのため、企業はこれらのハラスメント問題予防のために研修を開催したり、啓発週間を設けたり、回覧を回したり、アンケートを行ったり等独自の対策を行うようになりました。
しかしセクハラという言葉が世の中に根付いてもう十数年以上たちます。
つまり、ある程度セクハラとはどのようなものか皆が共通の意識を持っている時代といえるでしょう。
そんな時代に、セクハラとはどんなものなのか~などという基礎的な研修を毎年行っていてもそれは本当に効果のある研修といえるのでしょうか。
単なる惰性の研修になっていませんか?
研修といっても当然業務時間を割いて社員を参加させるわけですから、ただ単に開催すればいいというものではありません。
きちんと興味を持ってもらい、一人一人に考えてもらえるような研修でなければ意味がありません。
法律家を招いて法的な観点からセクハラパワハラについて解説してもらったり、実際の判例を元に皆で話し合ったり、意見を言い合ったり、興味深い取り組みを行っている企業は最近増えてきています。
外部講師を招いたりしてもいいでしょうし、何も自社で研修を必ず行う必要はありません。
外部の研修に社員を参加させる事も新鮮で効果的といえるでしょう。
ハラスメント問題は特に管理者が自らが指針を示すようにしなければなりません。
管理者こそ、人一番自分の言動について気を付けましょう。
管理者を集めての研修や意見交換会も有益といえるでしょう。