司法書士になるためには
世の中たくさんの資格があり、数多くの通信教育やスクールが存在します。
やはり不安定な世の中ですから何か手に職をつけて安定したい、独立できるような資格が欲しいと思う方は年々増えてきているようですね。
その独立開業に適した資格として各種士業と呼ばれる専門家があります。
弁護士や司法書士や税理士といった○○士とつく専門家の俗称であり、一般的知名度も高いかと思います。
しかし知名度は高くても各種士業がどのような業務を日々行っているかといった点まではみなさんあまり詳しくはないのではないでしょうか。
弁護士や税理士はなんとなく活動内容も連想できるかと思います。
では司法書士は?
一体どのような活動を行うのでしょうか。
司法書士とは司法に関連する書類作成が主な業務になります。
司法とはつまり裁判手続きに関する書類と思っていただけるとわかりやすいかと思います。
他にも法務局や検察庁へ提出する書類を依頼者にかわって代行で作成することができます。
受験資格はなく、誰でも受験できる資格になるためその点が税理士や弁護士と異なる点です。
税理士や弁護士は受験するだけでも要件がありますので、受験の段階でかなり絞られる資格になります。
また近年書類作成業務だけではなく、簡易裁判所案件に限り弁護士と同様に法廷での代理人権や交渉権が付与されるようになりました。
この権利付与によって司法書士の活動内容は大きな広がりを見せ、法廷内で活躍する司法書士も増えてきました。
ただしすべての司法書士に権利が付与されるのではなく、国が管轄する研修を受け修了試験に合格した者に限定されます。
そのような司法書士を認定司法書士といいます。