失敗しない飲食店経営とは、開業に必要な手続き
飲食店の市場規模は年々減少傾向にあり、最大ピーク時には約29兆円とすら言われていた
市場も現在では23兆円程度といわれています。
しかし飲食店は、非常に開業率が高い業種になります。
独立開業するうちの2割程度がこの飲食店での開業とすらいわれています。
しかし、その反面、開業から三年以内の廃業率も驚異的に高いという特徴があります。
まさに飲食店経営は創業は易く守成は難し、なのです。
これから飲食店で独立開業をしようと思っている方。
相当な覚悟と入念な準備がなければお店を存続させていくことはできません。
覚悟が必要といえるでしょう。
開業にあたり、特別な資格がいらないのが飲食店の最大の特徴です。
しかし物件を借りて内装工事していきなりお店をスタートさせることが出来るかといえば、出来ません。
まず第一に保健所へ食品営業許可申請を出さなければなりません。
さらに扱う食品や営業する時間帯や接客の有無、許可を取らなければならない事が沢山あります。
最低限として食品衛生責任者と防火管理者が必要になります。
食品衛生責任者は飲食店営業においてお店に必ず一人置かなければなりません。
開業時には保険所へ食品衛生責任者を届け出なければならないのです。
この責任者になるためには、講習会を受講する必要があり、受講料は1万円程度で時間は一日。また調理師・栄養士の免許を持っている方は講習なしで取得することが出来ますので受
講は必要ありません。
更にお店の収容人員が30名を超える場合は防火管理責任者が必要になります。
こちらも消防署などが実施している講習会への参加が必要になります。
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他にもお店の形態によっては風俗営業許可や深夜酒類提供飲食店営業開始届出書などが必要になる場合もあります。
開業に必要な手続きというのは意外にたくさんあるのです。