建設業許可申請の前のチェックポイント!

建設業を営むためには、一部の軽微な工事を除き、建設業許可を都道府県知事または国土交通大臣へ申請し、取得しなければなりません。
それぞれを知事許可・大臣許可といいます。
しかし建設業とは、国民の生活に非常に関わりの深い分野になります。
わたしたちが住んでいる住宅、学校や病院などの公共施設、道路や水道管などの工事が手抜きで行われていたらどうなるでしょう?
欠陥工事により建物が倒壊してしまったら?
考えるだけで恐ろしい事になります。
また他の業界に比べて建設業は一度の取引価格や原材料費も高額になります。

そのため、建設業を営むためには、技術的な面と資金的な面で、一定以上のレベルを保有している必要があります。
建設業許可を持っているということは、そのレベルの証明にもなりますので、誰でも彼でも申請すれば簡単に取得出来るものではありません。
五大要件と言われる要件があり、それらを全て満たして始めて申請を行うものなのです。
そこには誤魔化しや裏技・テクニックなどといったものは一切通用しません。
厳密に審査されます。

ですから建設業許可申請を行う前には入念な準備期間が必要といえるでしょう。
何年もかけて準備をし、満を持して申請を行う方も多いです。
それだけ身近なようで難しいのが建設業許可なのです。

建設業許可取得のポイントは簡単に言ってしまえば経験と資力になります。
この二つを重点的に審査されます。
経験はもう地道に積んでいくしかありませんが、時間が解決します。
今からでも簡単に取り組めることとしては、資力を増やしておく事、でしょうか。
地味にこつこととまずは500万円程を目指して財力を蓄えましょう。

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