千葉県各市町村独自の助成金

特定の要件や条件を満たした企業や事業主に対して国や市町村、各基金や団体がお金を支給することを助成金制度といいます。
助成金は要件が合えば受給出来ます。
しかし似たような補助金はあくまでも予算内でのことなので、定員が埋まれば受給出来ないこともあるという決定的な違いがあります。
もちろん、じゃあ助成金の受給は簡単か、と聞かれれば違います。
はっきりいって難しいです。
今はどの企業も助成金に目を光らせています、つまり競争が激しいのです。
要件を厳しく審査されますし、申込みの締切も期日がないものが多いです。

しかし探してみると千葉県や千葉県の各市区町村で行っている助成金は意外とたくさんあります。
これは全国共通ではなく、あくまでも千葉県やその市町村が主体となって支給しているものになります。
全国規模で募集をかける国や団体の助成金よりは競争が低いため受給率も上がります。

千葉県の企業で該当する場合は是非この助成金、申請してみましょう。
こうやって見てみると、助成金は人の雇用に関するものがたくさんあります。
県主体のものは、発明や技術、地元の特産品などを利用した事業などに関する事が多いような気がします。
新たに人を雇い入れた際、創業した際や何か技術や発明をした際などには是非チェックしてみるといいでしょう。
ちょっとおもしろいのが、千葉県の中小企業助成事業の中には何も助成金、お金を支給するだけのもの以外にもあるのです。
創業予定者などに講師や専門家、アドバイザーの派遣業務も行っています。つまりハンズオン型の支援活動ですね。

これらの制度を上手に利用し、中小企業に強くなってもらいたい、それが千葉県側の狙いなのでしょう。

助成金には返済義務もありませんし、用途も自由です。
受給出来れば即純利益、となるわけですから、こんなにおいしい話はありません。
流石に千葉県市区町村主体のものは、受給額がそんなに大きなものはありませんが、それでも貰えるに越したことはありません。
資金繰りのアテにすることは危険ですが、要件を満たしていそうなら是非とも助成金制度は活用するべきでしょう。

関連記事