NPO法人設立前に準備したい申請書類

事業を始める際にどのような法人形態を取るか、まずは一番初めに決めなければなりません。
株式会社、合同会社、NPO法人、一般財団法人、一般社団法人、いくつかの選択肢がありますが、どの法人を設立するのが最適なのかについてはケースバイケースになります。
見極めのポイントとしては、利益を得る事が一番の目的なのか、公益性を重視している事業なのか、社会的信用を重視するのか、設立費用を少しでも抑えたいのか、行政からの認証を受けておきたいのか、等があります。
当然それぞれ各法人特徴がありますので何を重視するかによって、どんな法人形態が最適なのかが異なってくるのです。

数ある法人の中でも、特に社会貢献をしたい、公益性のある事業を行いたい、そんな場合はNPO法人という形態は最適になります。
NPO法人とは特定非営利活動促進法に基づく法人であり、設立には政府の認証を受けなければなりません。
しかもその認証申請に必要な書類は10種類以上になります。
各都道府県によって若干詳細は異なりますが、他の株式会社などの法人に比べて非常に複雑な書類を作成しなければなりません。
その申請書類の中でも設立希望者を悩ませるのが、定款と設立趣旨書、事業計画書、活動予算書になるかと思います。
この四つについては認証審査の際に非常に重要視される部分になりますので、たったひとつの不備やミスで不認証となってしまうこともあり得ますので慎重に作成を行う必要があります。
多くの方は行政書士などの専門家に事前相談に赴き、書類の作成方法について尋ねたり、、書類作成そのものを依頼して、申請準備をされる方が大半です。

慣れない書類の作成は膨大な時間と労力を要しますので、餅は餅屋、専門家に任せてしまった方が断然効率的です。

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