相続トラブルをどうやって回避するか、仲のいい家族でも注意!

相続、主に遺産についての争いなんて、ほんの一部の資産家たちだけの話だろう、自分には関係ないと思っている方が多いかと思います。
しかし相続とは誰にでも起こりえる身近な家事手続きであり、また手続きも多岐に渡りケースバイケースになることが多いため、トラブル発生率も多いのです。

兄弟仲がいいし、遺産も大した額じゃないし。
そんな風に考えていてもいざ相続が始まったら、テレビドラマのようなドロドロの骨肉の争いに発展した、なんてケースは本当によくあるのです。

特に遺産の額が少額な程、トラブル傾向があるようです。
親の資産を全て把握していなかったり、
身勝手な主張をする親族がいたり、
話し合いに参加しない親族がいたり、
様々な所に相続のトラブルの種は潜んでいるのです。

特に遺産の大半が不動産などの場合はトラブルが多いです。
不動産などはすぐに現金換価することも分割することも困難です。
換価するにしろ手続きに時間がかかりますし、そもそも売却できる確証もありません。

更に被相続人の死後誰も知らなかった隠し子の存在や借金が明らかになったりすると事態は増々複雑化していきます。

そのため、相続トラブルを回避するためには、被相続人が生きている間に相続について相続人全員で話し合いをし、必要に応じて遺言書を残しておく方法が一番いいでしょう。
またその場合は被相続人の財産について把握していることが大前提になります。
どの金融機関にどの程度の預金があるのか、家族の誰も知らないケースも多々あります。
金融機関は被相続人が亡くなったと知った途端口座を凍結してしまいますから、財産について整理しておくこと、それを相続人が知っておく事がとても重要なのです。

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