インターネットで起こる誹謗中傷問題

平成23年の時点でインターネットの利用人口は約9600万にと言われており、この人口はスマートフォンの普及により更に増加しています。
つまり日本国民のほとんどが、インターネットを利用している現状があるのです。
このような中で、インターネットは簡単に情報を発信できてしまう場であり、匿名性があるため、安易な書き込み、つまり特定の個人や法人の誹謗中傷が目立つようになってきています。
ほぼ毎日のように、ネットでは誰かが誰かを攻撃・誹謗中傷しているといっても過言ではないのかもしれません。
もはやネットユーザーにとっては誹謗中傷行為は日常茶飯事的に起こっており、何も物珍しいことではなくなってきています。
しかしネットを利用する全ての人間に知っておいてもらいたいのですが、誰かを誹謗中傷したりする行為は立派な犯罪です。
つまりインターネットの世界では犯罪行為が当たり前のように毎日行われているということになります。
恐ろしいですね。
もし自分がその誹謗中傷の対象になったらどうしますか?
例えネット上の事でもその心は深く傷つくことでしょう。
また例え自分ではなくても、自分の友人や家族・恋人がその対象になったら?
とても冷静ではいられないのではないでしょうか。
そしてその誹謗中傷の書き込みの中に自分のプライバシーに関する事項、個人情報や写真などが含まれていた場合、事態はより深刻になります。
書き込みによって実生活に被害が及ぶ可能性も出てくるからです。
そうなると放置も出来ません。
サイト管理者あるいはプロバイダーへ削除依頼を出しましょう。
方法がわからなければ法務局の人権擁護機関に相談に行くといいでしょう。
削除の方法のアドバイスを教えてもらえます。
代わりに削除依頼をしてくれることもあるようです。

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